各業界のエンジニアにお勧めのファスナー

AIワークロード、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、そしてグローバル通信システムによってデータ容量への需要が増大し続ける中、企業は現代のデジタル世界を支えるサーバーインフラへの投資を大幅に拡大しています。高度なサーバーブレード、ネットワーク関連機器、ストレージシステムが注目を集めがちですが、それらのコンポーネントを繋ぐファスナーは同等の重要性を持っています。
サーバーのラックの組み立てから、筐体と回路基板の取り付けに至るまで、システム全体のパフォーマンス、信頼性、安全性は、わずか数点のファスナーの品質に左右されることがあります。
ファスナーの重要性
安定な締結は、稼働時間削減、コスト削減の前提です。品質の低いファスナーは、接続不良、データロス、さらには機器への恒久的な損傷を引き起こす可能性があります。機械的な安全性にとどまらず、ファスナーは電気接続の確保、メンテナンスの簡単化、長期的なシステムの安定性に貢献します。
オープンソースデザインやグローバルサプライチェーンにより、多種多様な低コストのファスナーが登場し、エンジニアの選択肢がかつてないほど多くなっています。しかし、すべてのファスナーがデータセンター要件を満たしているわけではありません。低コストの代替品は、熱応力、振動、または持続荷重より不具合が発生する可能性があり、以下のような状況につながる可能性があります:
- サービス及びメンテナンスコストの増加
- 設計変更数増加
- 計画外のダウンタイム及びデータリスク
サーバーコンポーネント(特に1万ドルを超えることもあるラインカード)の高コストを考慮すると、精密に設計された締結システムへの投資は長期的に有利です。高品質な材料で製造され、厳しい公差で設計されたファスナーとツールレス製品こそ、サーバーの信頼性とメンテナンス性の確保ができます。
パネルファスナー:要点
パネルファスナーは、サーバーの筐体やシャーシ全体に使用され、パネル、PCBボード、モジュールを確実に取り付けるために使用されます。その材料と表面処理は、耐久性と安全性の両方に直接影響を及ぼします。
品質の低い表面処理は、熱サイクルによって劣化し、亀裂、腐食、またはねじの割れを引き起こす可能性があります。最悪の場合、低品質なネジから剥落した金属片が近くのPCBに落下し、ショートや恒久的なダメージを引き起こすことがあります。それが、弊社製品の材料と表面処理の品質は妥協できない理由です。


取り付け方法が重要
従来の圧入式ファスナーは広く使用されていますが、取り付け時にPCBに応力を発生させ、クラックなどの基板損傷につながることがあります。表面実装技術(SMT)対応キャプティブファスナーは、よりスマートな代替案であります。リフロープロセスで取り付けられるSMTファスナーは、二次的な圧入作業を必要とせず、基板に直接強力で導電性のある留め点を形成します。
この方法は機械的応力を低減し、より高い部品密度のコンポーネントの設計が可能にすることで、より効率的な基板レイアウトを実現します。ReelFast® SMTSOのようなSMTソリューションは、自動装着より人件費を削減することで、製造プロセスの効率化にも貢献します。
SMTファスナーの主なメリットには、基板損傷の低減、取り付けコストの削減、自動装着による大量生産に最適です。
SpotFast®:フラッシュ、コンパクト、高強度
サーバー筐体を設計する際、エンジニアはスペース、空気の流れ(通気性)、または外観に影響を与えないファスナーを求めています。PEM® SFP™ SpotFast®ファスナーは、圧入後母材と面一となり、厚さが不均一な金属板や異種金属板であっても、恒久的な接合を可能にします。
以下の使用環境に大活躍:
- ファスナーを圧入した後に母材に表面処理する必要がある場合
- レイアウトが厳しくて、障害物を最小限にしないといけない場合
フラットで信頼性の高い接合部を実現することで、SpotFast®ファスナーは最新のコンパクトでモジュール化のサーバーアーキテクチャをサポートします。


ローラーベアリングファスナーによるスムーズなアクセス
頻繁なアクセスが必要なデータ通信やラックマウント型サーバーにて、PEM®ローラーベアリングファスナーは高耐久性、低摩擦のソリューションを提供し、ユーザビリティとシステムの長寿命化の両方を向上させます。ローラーベアリングは、トレイ、ホットスワップ対応モジュール、シャーシレールにスムーズな動きをさせます。これは、精度と人間工学が重要となる高密度ラック環境において極めて重要です。
これらのファスナーは、迅速で工具不要のメンテナンスを可能にすることで作業性を向上させ、その組み込まれたスライド動作により、経時的な摩耗と機械的ストレスを低減します。その結果、メンテナン作業の迅速化、オペレーターの疲労軽減、ハードウェアの長寿命化を実現します。
最適のサプライヤーを選択
オープンソースハードウェアとグローバルな部品調達が急速に拡大する中、信頼できるファスナーサプライヤーを選択することはこれまで以上に重要になっています。サプライヤー選定には下記のキーポイントがあります:
- DFM(Design for Manufacturability:製造容易性設計)とDFMEA(Design FMEA:設計故障モード影響解析)のサポート能力
- 表面処理の社内品質管理体制
- グローバル的な生産拠点ネットワーク
- RoHSなどの環境規制を厳守する方針
グローバルの生産ネットワークは、部品の安定供給を確保し、現調生産をサポートし、交換部品やサービスのリードタイムを短縮します。
サーバーの箱体は、仮想的な障害からデータを保護するように設計されていますが、その物理的な信頼性は、ファスナーから始まります。当初から高品質で検証済みのファスナーを指定することで、企業はダウンタイムを削減し、コストのかかる設計変更を回避し、データセンター機器のメンテナンスの簡単化で、将来に備えた状態を維持することができます。
PennEngineering®と提携する理由

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- アプリケーションエンジニアリングサポート
- 迅速な試作と検証
- 開発ライフサイクルと市場投入時間の短縮

サプライチェーンの迅速な対応
- フォーキャストに基づく生産企画
- リードタイムの短縮と緩衝在庫
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サステナビリティ同調
- 材料の追跡性と調達
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